複合アプリケーション - 設計と管理


Notes ビューコンテナと PIM コンテナを使用する
Notes ビューコンテナと Lotus Notes PIM コンテナを使用すると、Notes ビューまたは Lotus Notes Personal Information Manager コンポーネント (電子メール、カレンダー、連絡先など) を複合アプリケーションに迅速に追加および設定することができます。標準的なコンポーネントではなく、コンテナを処理することは、特定の種類のアプリケーションコンポーネントのテンプレートを処理するようなものです。コンテナでは、選択イベントに関するプロパティをビューとコンポーネントに簡単に発行して、アプリケーションに統合することができます。

メモ これらの特定のコンテナは、プロパティの発行と選択イベントだけをサポートします。

Notes ビューコンテナを追加する場合は、追加するビューを参照し、アプリケーションのビューコンポーネントを設定します。Notes ビューコンテナは、データへのアクセスに標準的な LotusScript(R) 式をサポートします。

Lotus Notes Personal Information Manager (PIM) コンポーネントのコンテナコンポーネントを追加すると、この種類のコンポーネントの設定が簡便化します。追加するコンポーネントの情報の種類を選択し、WSDL プロパティエディタを操作しなくても、コンポーネントプロパティエディタまたはコンポーネントツールバーで、コンポーネントのプロパティを編集することができます。個々のコンポーネントについてデフォルト設定を受け入れることができます。または、アプリケーションの要件に合わせて設定をカスタマイズすることもできます。表示するプロパティを選択した後で、コンポーネントをアプリケーションの他のコンポーネントにワイヤリングします。

メモ Lotus Notes PIM コンテナは、データへのアクセスに標準的な LotusScript 式と列式の両方をサポートします。式を評価する場合は Lotus Notes 文書を開く必要がありますが、列式を実行する場合にはその必要がありません。ローカルレプリカをデータソースとして使用している場合は、どちらでも実行可能です。ただし、サーバーベースのデータソースを使用している場合は、列式の方がパフォーマンスが高くなります。Notes ビューコンテナは列式をサポートしません。

Composite Application Editor を使用してコンテナを設定する

Notes ビューコンテナと Lotus Notes PIM コンテナを複合アプリケーションに追加する場合は、Composite Application Editor (CAE) を使用します。コンテナインターフェースを使用すると、簡単にランドマークイベントを指定し、イベントをアクションに関連付けることができます。

CAE コンポーネントパレットで、Lotus Notes PIM コンテナまたは Notes ビューコンテナのコンポーネントをアプリケーションに追加します。これらのコンポーネントは、コンポーネントパレットの [コンテナ] セクションにグループ化されます。コンテナをワークスペースに追加すると、Composite Application Editor 内でのみ表示されるツールバーがコンポーネントの上部に表示されます。このツールバーをプロパティエディタの代わりに使用して、コンポーネントのアクションを操作することができます。

コンポーネントツールバーを使用してコンポーネントのアクションを追加する

コンテナコンポーネントの上部にあるツールバーを使用して、プロパティを作成または変更するか、コンポーネントのアクションを指定します。

次の作業

コンテナの設定が完了したら、ワイヤリングツールを使用してこのコンポーネントをアプリケーションの他のコンポーネントにワイヤリングします。

メモ ワイヤリングは、Lotus Notes PIM コンテナからしか行えません。

これらコンテナの使用方法について詳しくは、Composite Application Editor と Lotus Expeditor のマニュアルを参照してください。